
オーストラリアの結婚式ってどんなの?何をもっていけばいいの?何か日本と違ったことはあるの?と、初めて結婚式に招待されるといろいろと心配になるもの。
おおむね日本の結婚式と同じですが、お祝儀などは日本とはかなり違うので知っておくと便利です。
■ 結婚式の招待状が届いたら
できるだけ早めに参加・不参加の返事をしましょう。
日本と同じように、だいたい返信先はご両親の住所になっています。
親しい友達や知り合いであれば、送られてきた手紙での返信はもちろん、メールや電話などでも連絡・お祝いを述べておきましょう。
■ 招待内容を確認する
日本とは結婚式の中身・内容は違いますが、オーストラリアの結婚式も日本と同じように、ほとんどが「 結婚式 / Ceremony 」と「 披露宴 / Reception 」の二部構成です。
どこに招かれているのか、招待状の内容を見てみましょう。
「結婚式」にだけ招かれる場合、「結婚式」と「披露宴」のどちらにも招かれる場合の2通りです。
会場の都合などで人数制限のある披露宴に比べると、結婚式は比較的オープンな場所で行われることが多く、親しい人は「披露宴」にも招かれるという認識です。
結婚式はお昼ごろ、披露宴は場所を変えて夜からという場合がほとんどです。
■ お祝いを用意する
日本と違って、オーストラリアのお祝いは金額的には比較的少なくて済みます。
結婚式だけに呼ばれた場合なら、だいたい30ドル前後の物品もしくはお金/ギフトカード。
披露宴に出席する場合には飲食が含まれますので、だいたい出席する人1名あたり100ドル前後の物品・お金/ギフトカードが相場です。(親族などは別です)
お金にするか物にするかは、出席される方の好みですが、結婚する人と親しい場合などは、お金が良いか物が良いかを聞いておくのも良いでしょう。
日本のように「お祝儀袋」など決まっているものがあるわけではないので、ちょっときれいな袋を用意して渡すのがお勧めです。(日本のお祝儀袋を使うのもおもしろいアイデアです。)
ただし、お金でも物品でも、必ずお祝いの言葉を書いたメッセージカードも付けて渡すのが決まりです。
※お祝いのコツ
結婚式だけに出席するなら、30ドル前後の物品のほうが見栄えが良いのでお勧めです。2人で行くなら2人合わせて40・50ドル程度のものでも良いでしょう。
披露宴に2人で出席する場合は、あまり親しくない相手だったり、ちょっとお金が厳しいという場合など、お祝いがちょっと少なくても良いかなと思う場合なら、2人で150ドルなどの物品にすると良いでしょう。
また、かなり親しい間柄で物品を贈る場合、レシートを一緒に入れて渡すと、もし要らないものだった場合は返品してお金に替えられるということもあります。(あまり一般的ではありません)
披露宴を行う場所でだいたい費用がわかりますので、人によってはお祝いの金額を場所で変えるという人もいますので参考にしてみてください。
お祝儀の金額には、ある程度「このぐらいかな?」という感覚的な基準はありますが、来客の中には「とんでもないほど少ないお祝い」しか渡さない人も比較的多くいます。文化の違いであったりするのでしょうが、こういった人もいますので、お金の厳しい時には、あまりお祝儀の金額には気を使わなくてもいいかもしれません。

■ ギフトレジストリーとは?
日本とはまったく違うお祝儀・プレゼント方法が、「Gift Registry」です。招待状にギフトレジストリーが案内されていた場合は、お祝い・プレゼント方法が変わります。
ギフトレジストリーとは、新郎新婦が欲しいものを百貨店で選び、そのリストから出席者が選んで購入して贈るというお祝いの方法です。
(昔は結婚してから同居を始めることが多かったため、欲しいものがもらえる「ギフトレジストリー」は重宝されたものですが、現在では同居してから結婚ということも増えていますし、好きなものが買えるお金やギフトカードを喜ぶ人が増えているため、「ギフトレジストリー」を利用する人はだんだんと少なくなっています。)
絶対に知っておきたいこととしては、このギフトレジストリーには特別な購入方法があります。
まずはギフトレジストリーの主催元・発行元を確認してください。ほとんどの場合は百貨店、David Jones/Myerなどです。
発行元がわかったら、その百貨店のギフトレジストリー専用カウンターもしくはレジのカウンターに行きます。
カウンターでスタッフに、結婚する人の名前や日を伝える、もしくは案内状がある場合はそれを渡すと、新郎新婦が選んだ品物のリストをもらうことができます。
このリストをもらったら、リストにある中から、自分たちのお祝い金額に見合った商品を選び購入します。
細かくメーカーや型番まで指定されていますので、リストにある品物の中からお祝い品を選んでください。
購入に当たっては必ずギフトレジストリーの用紙を出して、他の人がすでに買っていないかを確認してもらう・他の人と重ならないように買ったことを記録してもらいましょう。
プレゼントを渡す方法は、手で運べるものなら当日持参してもかまいませんし、やや大きなものなら百貨店から直接送ってもらうほうがいいでしょう。
※ちょっとしたコツ
ギフトレジストリーが指定されていても、必ずしもそこから選ばなければいけないというわけではありません。自分で贈りたいもの・お金やギフトカードなどを贈ってもかまいません。
また、どうしても節約をしたいという方は、ギフトレジストリーのリストだけを手に入れて、リストにある商品を、指定の百貨店以外のどこか安いお店で買ってしまうというのも1つの手です。
ただし、ギフトレジストリーの発行元・主催者の百貨店に、「リストにあるものを既に買っているのでリストから削除してほしい」と伝え、他の人が重複しないようにしましょう。
■ 結婚式あれこれ
『 オーストラリアの友達から結婚式に呼ばれたら? 』
仲の良い友達や知り合いなどから呼ばれた場合は、参加する・しないというはすぐに決められることですが、まれに留学中にお世話になったホストファミリーなどのように、ちょっと微妙な関係の人から式に呼ばれることがあります。
基本的には、日本のように「義理」や「来ないと思うけど呼んでおこう」といった建前で呼ぶことはあまり無いので、正式に招待されていることになります。
結婚式だけへの招待であれば1時間ほどで終わってしまうのであまりお勧めしませんが、披露宴にも呼ばれているようなら参加も考えてみましょう。
もし場所が地方のワイナリーなど、公共の交通手段で行けない場所の場合は、できるだけ早めにそこまでの交通手段について招待してくれた人に相談しましょう。
招待客はほとんどが車で来るため、式が終わればそのまま帰ってしまいますし、田舎なのでタクシーも絶対に見つかりません。
『 日本人の友達から結婚式に呼ばれたら? 』
日本式に考えるとお祝いなどの金額も考えてしまいますが、あなたがオーストラリア在住者なら、あくまでオーストラリアの結婚式なので、お祝いなどもオーストラリア式に合わせると良いでしょう。
日本から参列する場合は、オーストラリアの事情などはこの記事を読まない限りはわからないものですし、今度は逆に日本に招くこともあるかもしれませんので、日本の基準に合わせてお祝いなどをするほうが良いでしょう。
『 民族によって違うさまざまな結婚式 』
オーストラリアは他民族国家なので結婚式の方法もさまざまです。
オーストラリアに住んでいる人は、西洋系についで、アジア系では中国人やベトナム人がとても多く、アジア系の新郎新婦同士の結婚式では、招待客がほとんどそういったアジア系の人たちばかりといったことも普通です。
だいたいは英語での通訳が入りますが、お祝いの言葉などはまったく通訳が入らないこともよくあります。
オーストラリアに住んでいる友達・親類から結婚式に誘われたのに、行ってみたらアジア人ばかりといったこともありますが、オーストラリアはたくさんの移民を受け入れている国ですので、偏見を持たないでその場を楽しんでお祝いしてあげてください。
突然盆踊りのような踊りが始まったりということもあり、言葉がわからなくても見ているだけで楽しいものです。
『 結婚式は全て手作り 』
オーストラリアの結婚式・披露宴は、そのほとんどが手作りです。
招待状のデザイン・印刷、場所選びから料理を選んだり、流す曲を編集したり進行を決めたりといったことも、全て新郎新婦・関係者によって行われます。
時間通りに終わらない・進行がバラバラ・モニターの画面が乱れる・音が飛ぶなんていうこともよくあることです。
新婦が安いドレスをインターネットで買っていたり、親のために両親の国の習慣に合わせた結婚式にしていたり、見ていてなかなか面白いものです。
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