アジア系食材店や一部のスーパーなどでで売られているタピオカスターチです。
コーンフラワー・ポテトスターチとはやや違っていて、粉自体に少し特有のニオイがあります。
用途としてはコーンフラワーなどと同じで、片栗粉の代用・わらび餅も作れますし、手間はかかりますが香港系の飲み物に入っている小さなお餅のような粒(珍珠・パール)も作ることができます。
また他にはケーキやうどんのコシを出すために使われています。
※うどんを手打ちする場合でオーストラリアの小麦粉を使う場合は、これを加えなくても十分にコシが出ます。
好みにもよりますが、この粉を入れてしまうと、コシが強くなりすぎるので入れる必要はないでしょう。入れる場合は好みによって総量の1~2割を目安に入れてください。
■ 珍珠・パールの作り方
1.タピオカスターチに少しづつ水を加えていきます。かなり吸水性が高いので、少し水を入れて丸めてみて堅さをチェックしてください。
2.ほんの少し生地自体が水っぽく、指先で丸め強く押して固められるような堅さになったら丸めていきます。(できるだけ水は少なめで粉っぽいぐらいで丸めてください。生地がダラーっと垂れている感じになると水の入れすぎです。)
3.熱湯に入れて茹でます。
※ 小麦粉・白玉粉を練るときのように「生地」という状態にはなりません。いくら水を入れても粉っぽいままです。(珍珠・パールを作るときはできるだけ水を少なめで、パサパサしているぐらいで丸めてください。水が多すぎると、茹でるときに鍋に落とすと粒がつぶれてしまって平たくなってしまいます)